By bb / 2021年1月9日 フェラーリ F355のラジェーターとドライブシャフトの修理 ラジェーターを真鍮製で純正よりもコストを抑えながら性能アップ 今回、フェラーリのラジェーターから水漏れが発覚しまして修理をすることにしました。しかし純正ラジェーターは、フェラーリクラスになってくると、かなりの高額商品にもなってしまい、さらに部品が届くまでの期間なども数か月かかってしまう場合もあるのでコストも時間もかなり消費してしまうのでラジェーターの純正部品での対応ではなくラジェーター修理で進めていきます。 画像の右側がもともと取りついていた純正のラジェーターで左側が修理したラジェーターです。 修理品は単に水漏れしていた箇所の修理だけではなく、今後のことも考えて比較的修理がしやすい真鍮製を採用。しかし真鍮製ではアルミラジェーターよりも放熱量が劣ってしまうため、真鍮の金属成分に含まれている銅の含有量を冷却効率に最適化した割合にして、放熱性能も純正よりもアップしたラジェーターに。 つまり今回のラジェーター修理では純正ラジェーターよりも、放熱性に優れて、価格も抑えられて、修理期間も短く出来るという、トリプルお得な修理を実現できました。何かと高額になりやすいクルマなので、交換する部品や修理する部分などを試行錯誤することでコストも性能もアップさせることが可能です。 ついでにドライブシャフトも傷んでおりましたので修理をしました。当店では、オーナーさんのご要望に応じて様々な修理対応やプランを提供することが可能ですので、まずはご要望などをご相談ください。